後遺障害14級の補償額-3つの基準

むちうちで後遺障害14級に認定されたとしても、請求するケースにより100万円以上金額に差が出ることがあります。大きく分けて3つに分類することができます。

自賠責基準-限度は75万円

自賠責基準が一番低い金額となります。自賠責自体が被害者救済の目的で制定されているので、必要最小限に抑えられています。

後遺障害14級に認定されると慰謝料が32万円となります。遺失利益が加わるのですが、自賠責の支払限度額は75万円なのでそれ以上は支払われることがありません。

加害者が任意保険に加入しておらず、支払い能力がない場合には75万円という金額になってしまう可能性が高いでしょう。

しかし自分で訴訟を起こして地裁基準で勝ち取り、自動車保険の無保険車傷害を使うという手もあります。いずれにしても弁護士が行うことを自分でしなくてはならないので、多大の時間とエネルギーを費やすことになります。

任意保険基準-相手はビジネスとして取り組んでくる

次は加害者が任意保険に加入しているケースです。この場合は保険会社が交渉相手となります。しかし加害者側の保険会社は被害者のために存在しているわけではないことを頭に入れておきましょう。

保険会社の目的は、“被害者の無知に付け込んで、保険金の支払いを最小限に抑える”ことにあります。最初から自賠責基準(或いはそれ以下)の金額を提示してきてくることもあります。

被害者にとっては腹立たしい限りですが、保険会社は”ビジネス”として取り組んできます。対抗するためには、こちらの側が知識を蓄える以外に方法はありません。

こちらの側が地裁基準で賠償額を提示して最初から応じることは皆無に等しいと思いますが、「交通事故紛争処理センター」という期間に申立をすることで解決を図ることができます。

ここまでくれば保険会社も観念する(はず)ので、納得の行く形で話が進むはずです。それでも納得がゆかなければ訴訟へと進むことになります。

保険会社も費用対効果で動いているので無知な被害者には付け込んできますが、こちらが知識で身を固めさえすれば、あっさりと引き下がるはずです。彼らも忙しいので勝ち目のない戦いを挑んでくることはないでしょう。

地裁基準-自賠責と100万円以上の差がある

私のケースでは自動車保険の弁護士特約に加入していたので、訴訟を起こすつもりでいました。裁判の結果、後遺障害慰謝料を110万円、遺失利益を74万円ほどもらいましたので、合計184万円になります。

実際のところ、自賠責基準より110万も上回って取得することができました。これもひとえに弁護士特約のおかげです。納得のゆく金額を取得できただけでなく、裁判に関わる全てを行なってくれたので非常に助かりました。

弁護士特約に加入していない方は今すぐ入っておいたほうが良いでしょう。

弁護士特約に加入しておいた方が安心な理由

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