後遺障害認定非該当:第一回目の異議申立

被害者請求の際に症状固定による後遺障害の診断書を提出したのですが、見事に非該当でした。しかし非該当の決定に不服があれば異議申立をできることを知ったので提出してみました。下記は第一回目の異議申立で書いた文章そのままです。私はこれで後遺障害14級に認定してもらうことができました。(日付や病院名は伏せてあります)

先般提出いたしました自賠責保険の請求に関する認定につき、下記の通り異議申立申請いたします。

(請求先の自賠責保険の証明書番号・被害者名・事故日を記入)

【異議申立の主旨】
本件については 平成◯年×月△日 に後遺障害等級について非該当の通知がなされております。

頸部挫傷についての症状の訴えに関して医証上、認められないということでしたが、現在に至り下記の症状が依然として残っております。

■現在の症状:
・左側後頭部から首と肩にかけての重い痛みと頭痛が常にあり、天候の変化により痛みが悪化する。
・天候の変化の時や、ひどく疲れた時にはめまいや吐き気がする。
・下を見る姿勢を長く保つと吐き気と左側後頭部から首と肩にかけての痛みが増し、左側後頭部から首と肩と左腕の肘の辺りまで痺れがある。
・鎖骨の付け根の筋肉の辺りを軽く触れるだけでも強い痛みがある。
・頭痛と首と肩の痛みが強く、朝方まで眠れないときがある。
・吐き気と頭痛のために倦怠感が強い。
・首の筋違いをしやい。

それで、精密検査を受けるため、平成◯年×月△日に〇〇大学病院に行き、〇〇医師に詳細な検査をしていただいたところ、頸部挫傷ではなく 左胸郭出口症候群と診断されました。診断書にも記載されていますが血管造影検査により血管を圧迫しているのが明らかになり、それが原因と言うことです。それで、事故との因果関係ですが次の通りであると思います。

・事故から1年3ヶ月以上経過した今も依然として症状が改善されていない。診断書には約2ヶ月の通院加療とあるが筋力トレーニング程度の緩和療法を行うのみで、今までの症状の経過を十分考慮しても劇的な改善は見込めず、症状が残存することは明白であること。(症状固定日:平成◯年×月△日 症状固定から既に200日以上経過していますが症状に変化はありません)

・事故の相手方に対する恨み等は全くないので、心因性の可能性は全く除外されること。

・なで肩で首が長いと言う体格的なものに関しては、日本人の女性にありがちな一般的な体格であり、それが疾患に当たるようなものでなく、平均的な体格から著しくかけ離れたものでなく、それが原因で負傷しやすいものとして慎重な行動を要請されているものではないこと。(これは 最高裁 平成8年10月29日判決 第三小法廷 平成5年(オ)第875号 {首なが判決}で認められている通りです) そして、事故以前には上記の症状は全くなく、事故との因果関係は明白であること。(相手方は事故時 時速40キロ程出ていたと考えられる正面衝突の事故であり、事故時の過大な衝撃を原因として発症したのは明らかである)

なおかつ、痛みがひどく朝方まで眠れないときもあり、これでは家事をこなすことや、仕事にも影響を及ぼしかねない状況です。それで、本件は頸部挫傷による非該当のものではなく、左胸郭出口症候群による 後遺障害等級の12級13号に該当すると考えます。以上により、異議の申し立てを行いますので、ご再考をお願い申し上げます。(添付資料:診断書)

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