第二回目の異議申立て-CT画像を考慮していただけるよう要請

第一回目の異議申立で後遺障害14級に認定されたのですが、大学病院で診断された”左胸郭出口症候群”が不採用だったのでダメ元で二回目の異議申立を行いました。

以下は実際に異議申し立てした時の全文です

今回で異議申し立ては二回目となります。先般提出いたしました自賠責保険の請求に関する認定につき、下記の通り、異議申立申請いたします。

(請求先の自賠責保険の証明書番号・被害者名・事故日を記入)

【異議申立の主旨】
本件については 平成◯年×月△日に後遺障害等級について14級9号の通知がなされておりますが、〇〇大学病院の医療照会が行われなかったことに伴い、12級13号に認定されなかったことに納得が行かない点です。

保険会社からの通知書には医学的に説明可能な痛みやしびれなどが持続しているためとありますが、現在に至るまで鎖骨の付け根辺りを触れるだけでも強い痛みがあり、天候の変わり目などに左側の後頭部から肩と肘の範囲に至るまで痛みがひどく朝方まで眠れず、当然家事や仕事にも大きな影響を与えているといった状況です。

〇〇大学病院で検査をすることになったいきさつですが、まず昨年の平成◯年×月に〇〇病院で症状固定になりましたのは〇〇へ移転のため当病院では治療ができないためでもありました。

しかし、〇〇へ移転後も症状が良くならないので、事前に〇〇病院から頂いた紹介状を持参して年明けの平成◯年×月△日に近隣の〇〇病院へ来院したところ(XP・MRIの検査をした上で)胸郭出口症候群ではないかと言うことでした。

それで、精密検査を受けるため、平成◯年×月△日に〇〇大学病院に行き、〇〇医師に詳細な検査をしていただいたところ、頸部挫傷ではなく左胸郭出口症候群と診断されました。

血管造影剤を用いたCTの検査をしたところ左鎖骨部周辺の血管が圧迫されているのが画像により明らかであり、それが強い痛みの原因であることが判明しました。

保険会社からの通知によりますと既に症状の継続性は認めているわけですし、事故前は上記の症状は全く無かったわけですので事故当時から現在に至るまでの症状の継続性は証明できたことになると考えています。

ですから、今までの経過を注意深く勘案してみますと、事故当時から前回考慮されなかった〇〇大学病院での検査に至るまでのつながりがあることは明らかであります。

それで当方としましては頑固な痛みが継続しており、医学的に証明可能な12級13号に該当すると考えます。以上により、異議の申し立てを行いますので、ご再考をお願い申し上げます。

その後追加の情報をお送りしました

自賠等級別表第二第14級9号の認定の別紙と、平成◯年×月△日付け自賠責保険・被害者(後遺障害)請求の件の書類では、症状固定から〇〇大学病院までの因果関係は認められないと言うことでしたが、当方の主張としましては因果関係が認められて妥当だと言える理由と追加の資料(診断書・X-P、CT画像のコピー)をお送りさせていただきます。

結論から申し上げますと保険の請求をして回答を待っていたことと、仕事の休みを取得して来院する関係でなかなか行けず期間が開いてしまったということです。しかし、当然ですが症状は依然として継続していました。

症状固定から〇〇大学病院までの因果関係の妥当性に関してですが、まず、これまでの経緯をお伝えします。

実際に平成◯年×月の初旬に◯◯へ移転してから様々な必要書類を全て揃えるまで二ヶ月程が経過し、平成◯年×月に被害者請求をさせていただきました。

既に症状固定という扱いで保険会社へ本請求の書類を提出していましたし、このような事故は当方も初めてのことで、この状況でさらに通院してもよいものか判断できませんでしたので、保険の請求の回答があるまで当然痛みはありましたが来院は控えていましたが、その点についての返答が保険会社より平成◯年×月△日にありました。

後遺障害認定非該当とのことです。私も病院の診断どおり頚椎捻挫だと思っていましたが、痛みが良くならないので更に調査が必要だと判断しました。

〇〇病院の症状固定の後遺障害診断書には頚椎捻挫とありましたが、頚椎捻挫にしてはあまりにも治癒していないので翌月の平成◯年×月△日に◯市内の〇〇病院へ来院しました。

紹介状を持参して今までの経緯を◯医師へお伝えしましたところ、頚椎捻挫以外の病状が隠れているのではないかと言う観点からレントゲン・MRI等の検査をしてくださいました。その結果判明したのが胸郭出口症候群ではないかということでした。

作成してただいた診断書からも明白ですが頚椎捻挫に関しても記載されておりますので、事故当時からの症状のつながりがこの時点まであることと、その原因が胸郭出口症候群であることが特定できたことになり、(事故当初の病院と移転後受診した病院)での症状が別件でないことが立証できるはずです。

そして、その診断が本当に正しいのか精査していただくために、〇〇大学病院に来院し、造影剤を用いたCTの検査をしたところ最終的には胸郭出口症候群であることが確定しました。

このようなケースを数多く扱っておられてご承知のことだと思いますが通常のむち打ち(頚椎捻挫)は3~6ヶ月程度で治癒するものと見られています。

それが事故から8ヶ月経過しても諸症状が続き、治癒していないところからも単なる頚椎捻挫でないことは明白です。結局、◯◯病院(これらの病院がどの程度の医療のレベルを持っているかはよくご承知だと思います。)では原因が判明されなかったのが、〇〇に移転後精査したところ原因をより明確に絞ることができたと見るほうが道理にかなっていると思います。

頚椎捻挫とはかなり幅の広い言及であり、そのように診断され、妥当とされる期間が経過しても症状が長引いて、専門医療を扱っている病院へさらに来院したところ胸郭出口症候群と診断されるのはよくあるケースであることはご承知のことと思います。

さらにもう一つの根拠を挙げるとしますと〇〇病院での症状固定-後遺障害診断書の作成-をしましたが、その後も治療が必要だと医師が判断していると言える証拠は二つあります。

・平成◯年×月△日に最後の診療でしたが、その時に薬を2ヶ月処方する指示があったこと。つまりこれはすべき治療を8月で全て終えたという意味ではなく、症状固定後も薬を服用すると言う医療上の判断になります。ですから、症状固定はしたものの、その後も治療の必要性を医師が認めていると言うことになります。

・〇〇に移転後も治療を継続できるように紹介状を作成していること。その紹介状を持参して平成◯年×月△日に〇〇病院へ来院し、紹介状に対する回答も〇〇病院へしています。

上記の二点を考えると、実際には約7ヶ月程度の医療中断ではないことが明白となります。そして、症状に関してですが、現在に至るまで後頭部から肩にかけての強い痛みがあって夜も眠れない時があり、仕事や家事に支障をきたしている状況です。

それで、〇〇病院から移転後の病院と〇〇大学病院への治療に関する因果関係を十分にご理解のうえ、最終的に原因を特定することのできた〇〇大学病院で検査を実施したCTの画像までを精査していただきたいと思います。

大変お手数をお掛けしますが上記の点を十分に良心的に扱っていただければ幸いです。では、宜しくお願い致します。

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