交通事故の加害者に対する私の考え方

加害者紹介-こういう人もいるんだと思った

毒

  • 加害者は70代男性
  • 一人暮らしで身寄りもない様子
  • 下請けの水道配管工
  • 支払い能力ゼロ
  • 任意保険に無加入
  • 危険運転を承知でしていた

残念ながらこんな人が運転する車に突っ込まれたら周囲からは「かわいそうだけど相手が悪かったね」と言われておしまいです。世の中そんなもんですが、私のケースではまさにそんな目に遭いました。

現場は急坂のヘアピンカーブだったのですが、横に抜ける脇道があります。カーブの所を逆走するとブレーキを踏まずに脇道へ行けるのですが、対向車がいるのに気付かずに突っ込んできて・・当然ぶつかりますよね。

事故後に連絡をしても最初は「仕事が忙しい」とか言い訳をしていたのですが、そのうち電話にも出なくなりました。こちらは弁護士特約のお陰で全て弁護士が対応してくれたのですが、内容証明郵便を送りつけて初めて反応するようになりました。

たまに外注で配管の手伝いをする程度のようだったので収入は皆無に等しいようで、支払い能力/意志ゼロでした。裁判の段階でも加害者側の弁護士に唆されて法廷でウソをつき、こちら側の弁護士に打ち砕かれる始末でした。

結局最後まで一言も事故を引き起こしたことについての謝罪はありませんでした。皆さんはこんな人が運転する車に突っ込まれたらどう思われますか?

加害者を恨むのは得策ではない理由

私のケースのように過失ゼロの交通事故の被害者は少なくないと思います。相手に対してどんな感情を抱けば、自分の身心にとって一番負担にならないのでしょうか?

故意によるものでないかぎり「事故」は世の中に存在します。それが相手側の重大な過失で遭っても同様です。被害者の側とすれば”たまたまぶつけられた”としか言いようがありませんが、仕方ありません。

重大な事故に遭うと人生そのものが変わるので、怒りや憎しみの感情が沸き起こることも当然あるかもしれませんが、もしそうだとしても起きた結果は変えられません。

現状の司法制度では、こちらが受けた被害相応の刑罰が与えられることがないので、一層もどかしくさせるのかもしれません。受けた被害は元に戻らないので金銭しか解決することができません。

私は加害者に対し恨みを抱く代わりに次のように考えるようにしました。

加害者はお金を支払う媒体に過ぎない

弁護士が全て行なってくれたので加害者と接することなく金銭で解決させることができました。相手を恨むとこちらの身心が蝕まれてゆくことを知っているので、この点では被害を最小限に食い止めることができたと思います。

事故はいつ起こるかわかりません。こちらに過失が全くなくても被害者になることはあり得ます。自分にとって負担にならない仕方で対処できるよう、あらかじめ弁護士特約には加入しておくのが得策です。

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