事故後には必ず精密検査をする

◆事故直後の状況を記録に残しておくために

事故後に病院へ行く目的は治療と事故に遭った結果どのような状況になっているかを記録に残しておく必要があるからです。総合病院であれば整形外科と必要に応じて脳神経外科を受診することになりますし、小規模の病院であれば別々の場所で受診します。

◆まずはレントゲン撮影をする

整形外科では必ずレントゲン(X線)撮影をします。頸部の骨に損傷や異常か無いかどうかを確認します。大抵はレントゲン撮影では主だった不調は見られないはずです、頚椎に損傷(首の骨が折れている)などがあれば普通は救急車で運ばれており症状も重篤でしょう。

◆頭を打っていたら念のためCTも撮影しておく

事故の際に頭を打っていたら必ず頭部も精密検査を受けるようにしましょう。万が一何か傷害があれば命にかかわることであり、直ぐに治療が必要になるからです。しかし、大抵は異常なしなので心配はありません。あくまでも万が一の保険として撮影はしておきます。

その後の診察の流れ

撮影したレントゲン画像を見ながら異常がないことを確認します。現在の全体的な症状を医師に伝えてから、首の可動範囲や筋肉の緊張の度合いを確認します。

この時点で「頚椎捻挫」つまりむちうちの診断を下します。画像に残るような損傷は見られないが、僧帽筋(首の周辺筋肉)に緊張が見られて首を動かすと痛い点などから総合的に判断します。

その後、首にカラーを巻かれて安定剤や筋弛緩剤などの薬を処方されて初日は終了です。初日の診察ですべきことは精密検査を受けて異常がないことを確認することです。

その後は医師の指示に基づいて何日か安静にしておきます。体が楽になってくると仕事にも行きたくなりますが、最初が肝心なので医師の指示通りに休んでおきましょう。

事故の際に生じた衝撃の程度にもよりますが、基本的にむちうちでは画像に残るような異常はみられないでしょう。しかし画像に残しておく必用があるのは、異常が無いことを明確にしておくからです。これによって心配せずに「むちうち」の治療に専念することができるでしょう。

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