むちうちの具体的な治療法について

交通事故でむちうちになった場合の具体的な治療法について紹介しています。私のケースで経験したことや一般的な情報ベースのため最終的な判断は医師と相談のうえ決定してください。

最初は固定して、とにかく安静にする

事故後病院へ行き精密検査を受けた結果「頚椎捻挫」つまりむちうちと診断されたならば、カラーで首を固定してとにかく安静にします。

事故の程度にもよりますが、初めの数日間はとにかく動かないで安静にしています。医師によっては事故の痛みや緊張から不眠にならないように安定剤などを出して休息を取るよう促すかもしれません。

その後は整形外科か接骨院の治療となる

むちうち症の急性期が過ぎて痛みもおさまった頃から治療を開始します。整形外科では主に首のけん引やホットパックを使用した治療(リハビリ)となり、主に緊張した首の筋肉をほぐすなどして機能の回復に努めます。

接骨院では電気をかけたりマッサージなどをして、筋肉をほぐして血流を促進し回復を図ります。どちらを選ぶかは最終的に本人の判断となりますが、接骨院によってはむちうちを専門としており、機能回復を重点的に行なっているところもあります。

最初に通っている整形外科の主治医の許可があれば、接骨院も同時に通院可能です。私のケースでは定期的に見てもらうために整形外科に通い、医師の許可を得て同時に接骨院に通いました。

規模の大きい病院によっては整形外科とリハビリが一体になっている所もあるようですので、医師と相談のうえ決定しましょう。ポイントは“2つの病院に同時にかかってはならない訳ではない”ということを覚えてきましょう。

しかし整形外科が主体となって治療を受けるので、整形外科を通わないでひたすら接骨院に通うのは望ましくありません。あくまでも接骨院はサブ的な治療になるので整形外科の主導のもとに治療を受けることになります。

ペインクリニックや心療内科は通えるのか?

◆事故との因果関係があれば可能です

長引く症状の中には交感神経を原因とするものや、感情に影響を及ぼすものもあります。整形外科の専門外なので、主治医に紹介状を書いてもらい受診することができます。

実際の問題として首の痛みは消失したけれど不定愁訴が治まらないとか、うつ状態が続くといったことも考えられます。当然事故の影響なので回復するまで治療を受けることができます。

一つだけ注意したいのは、症状固定後だと治療費が適用されないと思ってください。PTSDなどの病状によっては後遺障害の等級が上がることもありますが、症状固定後だと事故との因果関係が問えなくなることがあります。

症状固定前までに全ての治療を済ませておく

交通事故でむちうち症になった場合、最初にかかるのが整形外科でしょう。しかし、むちうちが完治するまでに様々な症状が出てくるかもしれません。それら全ての症状を完治(あるいは症状固定)させてから損害賠償の請求に入ります。

他の病院(あるいは科)を受診する際は必ず医師の許可と紹介状により受診しましょう。そうすることで元々はむち打ち症だったけれど、実際には他の症状も出ていて関係していることが因果関係として実証できます。これは賠償請求と等級認定に関係してくることなので覚えておきましょう。

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